表紙のデザイン

 表紙、帯のデザイン考案は、自費出版であってもスケジュールが決まっています。ですから著者は迷惑を掛けないように、手際よく済ませる必要があります。デザインに用いる素材は様々で、写真を使うこともあれば、文字だけで済ませる人もいます。どうしても思い浮かばない場合は、デザインの全てを出版社に委ねることも出来ます。その場合は、出版社が外注する形で、プロのデザイナーが作成してくれるでしょう。本のテーマに合わせて考案された幾つかのデザイン案が送られてきますから、比較検討して選択しましょう。コツは直感で決めることです。迷った時は、信頼できる知人に相談するのも良いでしょう。
 表紙、帯を軽んじてはなりません。これらは本の顔とも言うべき大切な役割を果たします。読者が最初に目にするのは表紙ですから、その時点で印象が薄ければ手に取ってもらえないかもしれません。後悔しないように直感で決めることをお勧めします。出版社によっては、完成サンプルだけでなく、見本誌や色見本を届けてくれることがあります。見本誌は完成品と同じサイズのもの、色見本は表紙に実際に使われる色です。これらの見本が送られてきた時点で、大体のイメージを作り上げておいた方が無難です。繰り返しますが、製本にはスケジュールがあります。表紙のデザインにはなるべく時間を掛けない方が、製本は成功裏に終わりやすいものです。というのも、デザイナーが仕事の遅い人であった場合、思わぬ形で遅れることがあるからです。デザインにそれほど拘らない場合は、手元にある写真を使うのも選択肢です。写真は大きなインパクトを与えるため、本のテーマに合致したものを選ぶようにしましょう。見栄えの良い写真であっても、本の内容と関係の無いものであれば、読者を困らせることになります。

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