DTPの歴史

2010年は電子書籍元年と呼ばれていますが、その出発点は、約30年前に始まった印刷のデジタル化とDTP(Desktop Publishing)の出現にあります。DTPの技術進化によって印刷や 出版のワークフローが大きく変わりました。

DTPとは

書籍や新聞、ポスター、チラシ等の編集を行うときのテキスト制作や組版、レイアウト ・デザイン、図版・写真加工などの作業をコンピューター上で行い、その作業結 果をプリンターから出力することをいいます。

アメリカで発表された技術ですが、それまでは、編集に関わる工程のほとんどが手作業のいわゆるアナログの技術でした。印刷における文字の組版の歴史を見てもわかるように、 最初は文選や植字といって、人間の手によって活字棚から活字を拾い文選箱に納めたり、組んだりしていたものが、やがてタイプライターや 電算写植機などに変わり、現代ではDTPによる電子化に進化しました。